埼玉県飯能市の凶悪事件

クリスマスの夜に家族でお酒を呑んでワイワイやってたときに流れてきたニュース。埼玉県飯能市の高級住宅街、美杉台で家族3人が撲殺されるというスプラッター映画のような凶悪事件なんですが、事件内容を知れば知るほど怖いと感じおります。

被害者と加害者の間に事件の原因となる何かがあったのかは、現段階では分かりませんし、ネットやTVニュースからの情報しか得れませんが、如何なる理由があるにせよ人を殺めるなんて、絶対に許されることではありません。またこの事件の加害者は今回の事件までにも計6回、被害者宅の車や門扉に傷を付ける等の犯行に及んでいたとのことですので、今回の事件に至るまでに、何とか防ぐことは出来なかったのかと一人考えてみたりしております。

今回、この田舎移住のブログでなぜこの事件についてを書いたかと言いますと、ここからは私の実体験も含めて書きますが、田舎にも今回の事件の加害者のような危ない人間が存在しているからです。実際、私は田舎=親切で優しいお年寄りばかり、と勝手に思っていましたから。でも、それは私の勝手な思い込みで、田舎にも変わった人、怒りっぽい人、引きこもりの人、場合によっては精神疾患のある人等が移住先の集落に住んでいることも大いにありえるからです。私の経験としては、ある地元の中年男性から特に理由もなく恫喝され脅されたことがあります。都会で普通に生活していたら、まず経験しなかったと思うような事案で、とりあえず謝って今に至りますが、それ以来、その人と関わらないように生活しております。まず、この手の人間と関わってプラスになることはないでしょうし、また、この人物も埼玉の犯人同様、独身中年で引きこもり、無職で実家暮らしと、いわゆる無敵DQNなのでとにかく関わらないように注意しています。ただ、これから田舎に移住をされる方が、移住先の要注意人物を前もって調べるのは不可能かもしれません。なので、私が出来るアドバイスとしては、移住してテンションが上がってしまうのは仕方ないと思いますが、出来るだけ人付き合い&近所付き合いは少しずつ深めた方がいいと思います。私の場合は、移住した当初、移住出来たことや新しい地元のお友達が出来るのが嬉しくて120%のオープンマインドで新しく知り合う地元の人と接してましたが、今思えば、もっと気をつけて人付き合いをしてればと少し後悔しております。

また、田舎はその地域が別荘地でもない限り人の入れ替わりがほどありません。私の住む集落もそうなんですが、集落の住民の8~9割が親戚で血縁関係があるので、新しく入ってくる新参者に対してネガティブな感情を持つ人も必ずいると思った方がいいです。

なのでこれから田舎移住をされる方は、ポジティブな面だけでなく、ネガティブな面こそご家族で先にお話をされておいた方がいいように思います。引っ越してから、その地域や地元と合わずに引き返す方もとても多いのが、田舎移住の現実だと思います。

+埼玉県飯能市で殺害されたご家族のご冥福をお祈り申し上げます。

田舎の冬

今年は例年にない寒波で私の住む高知県にも雪が14cmも積りました。正直なところ、ここに住むまで四国に来たことがほとんどなかった私は、四国の特に高知には雪は降らないと勝手に決めておりました。だって阪神タイガースが毎年冬にキャンプしてるし、絶対に冬でも暖かいと思っていました。

ところが、実際に住んでみてビックリ。高知の冬も本当に寒いです。なんなら関西にいたときよりも寒く感じます。上手く表現できないのですが、都会の寒さよりも体の芯から冷えるような、北風が体を突き抜けるような寒さを感じております。また寒さを感じる理由の一つに、私の住む古民家の造りにも原因があるからなのですが、この築100年の古民家はキッチンが土間(床がコンクリート)、そこら中から隙間風が吹き込む、天井がやたらと高い等など、部屋が寒くて当たり前の条件がそろっているのです。ただ、年間を通して雪は数日しか降らないので、例えば北国のような雪かき作業等をする必要がないのは、本当によかったです。

なので、これから田舎移住を考えておられる方には、ぜひ移住前に候補地に冬行ってみられることをお勧めします。場所によっては夏と冬でまったく違う印象を受けるような地域もあると思いますし、雪が積もるような地域の場合は、それがどの程度で、どんな暮らしになるのかも想定しておかないといけません。私は経験がないのですが、屋根に積もった雪を落としたり、自宅や車庫周りの雪をかく作業は、本当に大変な作業だと思います。正直、都会育ちで雪国より出来れば南の島の方が好きな私には耐えれない生活だと思います。(北国の方すみません。。。)

また移住先で住む家を見つける際にも、冬のこと想定して選ばれる方がよいと思います。これについては、また後日書きたいと思います。

田舎に移住

はじめまして。現在、高知県西部のド田舎に妻と犬と暮らす岡本と申します。

出身は兵庫県、40歳まで普通に神戸の街中で暮らしていたのですが、再婚を機にこの海と山と田んぼしかない田舎に移住して7年になります。

このブログでは田舎暮らしの光と闇を愚痴などを含めながら書いていきたいと思っております。

なぜ都会での生活を捨てて田舎に移住したかといいますと、単純に遊びながら生活がしたかった。趣味であるサーフィンや釣りを楽しみながら暮らしたかったのです。また都会暮らしにさほど未練がなかったのと、私も妻も自営業者だった為、移住を決断するのに、さほど時間はかかりませんでした。ただ、田舎といえど、どこの田舎にするかに関してはかなり悩んだ記憶があります。正直なところ、私も妻も関西出身で田舎という田舎で5日以上、生活したことがなかったので、まずはエリアの絞り込みからしました。関西から車で行けて、もしも何かあったときには、車で関西に戻れる場所。出来れば年間を通して温暖な場所で海の近く。このあたりで、私たちの中では3,4か所に絞れたので、まずは現地に行ってみることから始めました。とりあえず2-3日、過ごしてみて一番フィーリングの合う場所に決めることにしたのです。

今のところ、この移住に関して私たち夫婦は満足しております。もちろん、この7年間は楽しいことだけではありませんでしたが、それでも、とりあえず合格点な移住生活を送っております。なので、これから田舎移住を検討している方なんかに少しでもお役に立てる記事を今後、書いていけたらと思っております。