田舎の生活でストレスを感じる瞬間

こんにちは。今日は、久しぶりにブログを更新するのですが、ここ数日、私が感じているストレスについて書いてみたいと思います。

まず田舎は狭いです。人口も少ないです。なので、人と人の繋がりが密になりやすく、時にそれは田舎暮らしならではのポジティブな部分ではあるのですが、しかし、その反面、それが窮屈で煩わしく感じてしまうと、それはもう苦痛以外のなにものでもなく、正直、私の場合は時々、無性に都会の生活が恋しくなります。

具体的な例を挙げますと、社会人が都会で生活していて、仕事や家族以外で自分のことを知っている人と普段の日常で接することや出会うことって少ないと思います。例えば、友人と待ち合わせて外食するとか、どこかに行くとかはあるでしょうが、仕事帰りの電車の中で高校時代の同級生と出会うことなんか、ほぼないと思います。または、日曜日に犬の散歩してたら、職場の上司と偶然に出会うことも、まずないように思いますが、どうでしょうか?

ところが田舎暮らしの場合は、そうはいきません。1歩家から出たら自分のことを知っている誰かにほぼ出会います。出会ってすれ違うだけならまだいいのですが、最悪の場合は、こっちが思っている以上にズカズカと向かってきます。社交的な方なら、田舎の優しい(でも無神経)な人とも上手くやっていけるでしょう。でも、対人関係を構築するのが苦手な方や上手く他人とコミニケーションがとれないような方だと大変だと思います。私の場合、最初の3年間ぐらいは地元民に受け入れてもらいたい一心で頑張り過ぎ、沢山の地元の方と知り合いましたが、その結果、自分とは相性が合わないような人とも接することが増えて疲弊してしまい、その結果、もうどうでもいい。という心境になりました。無理して田舎の人と仲良くするより、自分は自分、この土地じゃなくてもいい。いつでも他のところに引っ越ししたらいい。何なら地元に戻ってもいいぐらいの気持ちでいる方が楽なことに気づきました。

なので、これから田舎移住を考えている方で内向的な方にアドバイスをするとしたら、無理して田舎に馴染もうとする必要はないよ。とお伝えしたいです。何なら、余裕があればですが田舎に古民家を借りて、そこを別荘として都会と田舎を行ったり来たりするのも一つのアイデアだと思います。最初はそれぐらいの方がいいかもしれません。また、もし私と同じように他人との距離感やコミニケーションをとるのが苦手な方の場合は、本当に田舎の生活はキツイ面があります。

私と同じように都会から移住してきた方の中には、流暢な方言をマスターして、まるで地元の人のように喋る方もいますが、私からしたら滑稽で仕方ありません。海外に移住して英語が話せるようになるのとは訳が違います。ですが、いろんな考え方の人がいますから、あまり触れないようします。

最後に簡単に私の思いをまとめますと、人と人の関係性が希薄で他人にあまり興味がないのが都会、人と人の繋がりが密で他人に興味深々なのが田舎。そんな感じです。

まずは数日から田舎暮らしを体験してみませんか?

投稿者:

岡本龍

40歳を機に田舎に移住した男のブログ。田舎暮らしの光と闇。

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