田舎で習い事をしたい

こんばんは。田舎暮らしネガティブキャンペーン中の岡本です。(笑)

毎回毎回、田舎暮らしのマイナス面ばかり書いてすみません。ですが、ポジティブな面の情報は簡単にネットで得られますしね。今日は、田舎で暮らして習い事を始めるについて書いてみたいと思います。

まずは自分の経験になるのですが、私の場合は昔から格闘技が好きだったのとダイエットもしたかったのでキックボクシングか柔術のジムに行きたいと思いネットで調べてみたのですが、一番近いキックボクシングジムまで車で片道2時間、柔術の道場も一番近くて2時間15分。( ̄∇ ̄;) 行って帰って4時間以上ですよ!? 関東の方だと通勤、通学で片道2時間の方はわりとおられるかもですが、軽い気持ちでキックボクシングジムに行きたくて片道2時間はないですわ。もうその時点で心が折れました・・・まさに試合前から負けるとはこういうことを言うんでしょうね・・・ 

という感じで、自分の体験を簡単に紹介させてもらいましたが、習い事に関しては本当に選択範囲が狭いのが田舎暮らしです!ただ、例えば英語や言語を習うのであれば、今の時代ネットを使ったオンラインクラスが充実していますので、まったく問題ないと思いますが、例えば私のように格闘技等のスポーツ系や、または実際に先生と接しないと受けれないような習い事であったり、または何かの資格を取りたい場合等ですと、ある程度の街に行かないと先生や教室がない場合が多いと思います。また、例えばこれを読んでおられる方で将来田舎に移住希望で、小学生から高校生ぐらいのお子様がおられる方なんかだと、お子様の習い事や塾なんかのことも移住前に考慮した方が絶対にいいと思います。考え方も人それぞれであるので習い事に片道2時間ぐらい余裕という方もおられるかもしれませんが、私にとっては習い事に2時間は遠すぎますし、例えばお子様が移住先の自宅から通える範囲に行きたい進学先がない場合も充分にあり得ると思います。また仮に自宅から1時間範囲で学校や仕事先があったとして、そこから何かを習いに行ったら、帰りに乗るバスや電車がないこともまた十分にあり得ると思います。それこそ、私の住む地域にも1時間に1本電車とバスが通っていますが、それも夜の20時までの話です。夜の20時にもなると、駅前はただの暗闇で虫の鳴き声が聞こえればいい方です。今の季節だと星が綺麗に見えますが、それこそ暗闇&静寂の世界です。なので、都会で電車を降りて駅前にはコンビニとツタヤがあってあたりまえ、帰宅途中にスポーツジムにも行ける感覚でいると、田舎暮らしはかなりキツイと思います。

ただ、考え方次第では山道をひたすら走ることも可能ですし、家の前の海で1kmぐらい泳ぐことも可能です。なのでキックボクシングジムには行けませんが、私にも本気で痩せる気があれば田舎ならではの方法で痩せれる可能性はありますが、でもやっぱりどうせならジムに行きたいな~と思うのです・・・

毎回、田舎暮らしのネガティブな面ばかりを紹介してすみません。田舎に移住する前にぜひご家族といろいろな側面をご相談されることをお勧めします。移住してから後悔して、また都会に戻られる方もとても多いのが現実です。今回は田舎暮らしでの習い事についてを書かさせて頂きました。参考までにオンラインで出来る習い事を簡単に探せるサイトのリンクを張っておきますので、ぜひ確認してみてください。語学や音楽、ヨガぐらいはオンラインでもいろんな先生が教えてくれそうです。

田舎の生活でストレスを感じる瞬間

こんにちは。今日は、久しぶりにブログを更新するのですが、ここ数日、私が感じているストレスについて書いてみたいと思います。

まず田舎は狭いです。人口も少ないです。なので、人と人の繋がりが密になりやすく、時にそれは田舎暮らしならではのポジティブな部分ではあるのですが、しかし、その反面、それが窮屈で煩わしく感じてしまうと、それはもう苦痛以外のなにものでもなく、正直、私の場合は時々、無性に都会の生活が恋しくなります。

具体的な例を挙げますと、社会人が都会で生活していて、仕事や家族以外で自分のことを知っている人と普段の日常で接することや出会うことって少ないと思います。例えば、友人と待ち合わせて外食するとか、どこかに行くとかはあるでしょうが、仕事帰りの電車の中で高校時代の同級生と出会うことなんか、ほぼないと思います。または、日曜日に犬の散歩してたら、職場の上司と偶然に出会うことも、まずないように思いますが、どうでしょうか?

ところが田舎暮らしの場合は、そうはいきません。1歩家から出たら自分のことを知っている誰かにほぼ出会います。出会ってすれ違うだけならまだいいのですが、最悪の場合は、こっちが思っている以上にズカズカと向かってきます。社交的な方なら、田舎の優しい(でも無神経)な人とも上手くやっていけるでしょう。でも、対人関係を構築するのが苦手な方や上手く他人とコミニケーションがとれないような方だと大変だと思います。私の場合、最初の3年間ぐらいは地元民に受け入れてもらいたい一心で頑張り過ぎ、沢山の地元の方と知り合いましたが、その結果、自分とは相性が合わないような人とも接することが増えて疲弊してしまい、その結果、もうどうでもいい。という心境になりました。無理して田舎の人と仲良くするより、自分は自分、この土地じゃなくてもいい。いつでも他のところに引っ越ししたらいい。何なら地元に戻ってもいいぐらいの気持ちでいる方が楽なことに気づきました。

なので、これから田舎移住を考えている方で内向的な方にアドバイスをするとしたら、無理して田舎に馴染もうとする必要はないよ。とお伝えしたいです。何なら、余裕があればですが田舎に古民家を借りて、そこを別荘として都会と田舎を行ったり来たりするのも一つのアイデアだと思います。最初はそれぐらいの方がいいかもしれません。また、もし私と同じように他人との距離感やコミニケーションをとるのが苦手な方の場合は、本当に田舎の生活はキツイ面があります。

私と同じように都会から移住してきた方の中には、流暢な方言をマスターして、まるで地元の人のように喋る方もいますが、私からしたら滑稽で仕方ありません。海外に移住して英語が話せるようになるのとは訳が違います。ですが、いろんな考え方の人がいますから、あまり触れないようします。

最後に簡単に私の思いをまとめますと、人と人の関係性が希薄で他人にあまり興味がないのが都会、人と人の繋がりが密で他人に興味深々なのが田舎。そんな感じです。

まずは数日から田舎暮らしを体験してみませんか?

田舎移住 補助金について

こんにちは四国のド田舎に移住してきて7年目の岡本です。今日は、私達夫婦がこの地に移住した際に受けることが出来た補助金について書いてみたいと思います。私達夫婦が移住先に選んだこの地域は人口が約1万人、そのうちの約半分が65歳以上。実際に住んでいる集落だとほぼ7割ぐらいが70歳以上の高齢者になります。そんな限界集落になるのですが、その為、役場(市役所)が地域活性化の促進活動を非常に熱心に取り組んでおられます。例えば、役場のHP上で空き家や売り物件の紹介をしていたり、お試し移住の提案であったり、仕事を見つけるまでの間格安で住める物件の紹介であったりと、移住希望者にはとてもありがたい活動をされています。

また、私も実際に活用させてもらった補助金制度ですが、移住先で見つけた空き家の補修や改装作業でかかる費用を50万円分補助してもらえました。おそらくこの金額や補助内容については各地域によって異なると思いますが、移住促進を取り組んでおられる役所であれば何らかの補助をして頂けると思いますので、移住したい希望の地域が見つかったら、まずはその地域の役場に問い合わせしてみるといいと思います。

しかしながら、私の場合だと選んだ物件が築100年の古民家、おまけに20年以上誰も住んでいなかったためボロボロの廃屋のようでしたので実際に住めるようにするためには約100万円かかりました。ちなみに私の家の場合は、まず雨漏りがありましたので瓦の張り直しに20万円ぐらいかかったのと、雨漏りしていた部屋の床が朽ちていましたので、その部屋の床を張りなおしをして畳を張り替えたりで、ほぼ50万円かかったように記憶しております。

なので、私の経験からですが、これから移住先の物件を探される方がおられましたら、まずは役場からの補助が受けれるのかどうかの確認、もし住む家の補修費用補助があればその金額、また物件を選ぶ際にも住む状況にするのにいくらぐらい費用がかかるのかも考えながらお家を探せれる方が良いと思います。田舎だけに賃貸料が1万円ぐらいの物件もあるかもしれまん。ただ、安いなりの理由がある場合が多いので注意が必要です。私もそうでしたが、『田舎に住むぞ!』とついついテンションが上がってしまいがちですが、このご時世、日本全国探せばいろんな過疎地があります。なので、私のように焦ってボロ廃屋に決める必要はまったくないと思います。

あと注意点としてですが、田舎では虫や爬虫類系の生き物、場所によってはカニ等、自然が豊かだけに共存するぐらいの勢いで生活空間の中にドシドシ入ってきます。私の場合、特に驚いたのがリビングを沢ガニが歩いていたこと。あとは個人的に蛇が苦手なので、年間2-5回ぐらいの頻度で蛇を見ると心臓が飛び出そうになります。この辺りも踏まえたうえで田舎移住や住む家をお探しになられるといいと思います。田舎にも中心地があると思いますので、いきなり田んぼに囲まれたポツンと一軒家に移住するのではなく、まずは田舎の中心街に移住してワンクッション置いてから、更にポツンと一軒家に移られるのも一つの方法だと思います。

本日は田舎移住、補助金について書いてみました。これから田舎移住を希望されておられる方の参考に少しでもなれば幸いです。では、Good Luck!

2023 Happy New Year

明けましておめでとうございます。年末年始、ほんのちょっとだけいつもより人口の増えた気がする田舎よりブログを書いております岡本です。

私にとっては田舎に移住してきてから7回目の年明けとなります。今年こそは都会に戻るぞ!(笑)なんて冗談です。良いことも嫌なこともある田舎暮らしですが、今年も良いところだけにフォーカスして自分自身が精進出来るよう、そして楽しく生きたいと思います。

田舎のお正月ですが、移住者の私にとっては至って普通な1日ですが、ご近所さんなんかだと都会からご子息さんとお孫さんが遊びに来られたりで、普段は70歳オーバーの年寄しかいないこの地域にもお子様の笑い声なんかが聞こえてきたりして、やはりお正月は特別なイベントなのかな?と思います。

私の場合は元旦とて普段通りでいい人間なのですが、妻が初詣に行きたいとのことで、車で20分ぐらいの距離にあるお寺に行ってきました。お遍路さんで有名な四国に住んでいてるのですが、普段お寺に行くことがない信仰心の弱い私なんですが、なかなか心が引き締まった気持ちになれて年初めに心なしかスッキリした気分になりました。今年は良い年になりそうです。

2023年、皆様はどんな年にしたいですか? もしかしたら今年こそは田舎に移住したいと思っておられる方もいるかもしれませんね。夢や希望が叶う、そんな1年になられることを願っております。

それでは、今年もどうぞよろしくお願いします。

埼玉県飯能市の凶悪事件

クリスマスの夜に家族でお酒を呑んでワイワイやってたときに流れてきたニュース。埼玉県飯能市の高級住宅街、美杉台で家族3人が撲殺されるというスプラッター映画のような凶悪事件なんですが、事件内容を知れば知るほど怖いと感じおります。

被害者と加害者の間に事件の原因となる何かがあったのかは、現段階では分かりませんし、ネットやTVニュースからの情報しか得れませんが、如何なる理由があるにせよ人を殺めるなんて、絶対に許されることではありません。またこの事件の加害者は今回の事件までにも計6回、被害者宅の車や門扉に傷を付ける等の犯行に及んでいたとのことですので、今回の事件に至るまでに、何とか防ぐことは出来なかったのかと一人考えてみたりしております。

今回、この田舎移住のブログでなぜこの事件についてを書いたかと言いますと、ここからは私の実体験も含めて書きますが、田舎にも今回の事件の加害者のような危ない人間が存在しているからです。実際、私は田舎=親切で優しいお年寄りばかり、と勝手に思っていましたから。でも、それは私の勝手な思い込みで、田舎にも変わった人、怒りっぽい人、引きこもりの人、場合によっては精神疾患のある人等が移住先の集落に住んでいることも大いにありえるからです。私の経験としては、ある地元の中年男性から特に理由もなく恫喝され脅されたことがあります。都会で普通に生活していたら、まず経験しなかったと思うような事案で、とりあえず謝って今に至りますが、それ以来、その人と関わらないように生活しております。まず、この手の人間と関わってプラスになることはないでしょうし、また、この人物も埼玉の犯人同様、独身中年で引きこもり、無職で実家暮らしと、いわゆる無敵DQNなのでとにかく関わらないように注意しています。ただ、これから田舎に移住をされる方が、移住先の要注意人物を前もって調べるのは不可能かもしれません。なので、私が出来るアドバイスとしては、移住してテンションが上がってしまうのは仕方ないと思いますが、出来るだけ人付き合い&近所付き合いは少しずつ深めた方がいいと思います。私の場合は、移住した当初、移住出来たことや新しい地元のお友達が出来るのが嬉しくて120%のオープンマインドで新しく知り合う地元の人と接してましたが、今思えば、もっと気をつけて人付き合いをしてればと少し後悔しております。

また、田舎はその地域が別荘地でもない限り人の入れ替わりがほどありません。私の住む集落もそうなんですが、集落の住民の8~9割が親戚で血縁関係があるので、新しく入ってくる新参者に対してネガティブな感情を持つ人も必ずいると思った方がいいです。

なのでこれから田舎移住をされる方は、ポジティブな面だけでなく、ネガティブな面こそご家族で先にお話をされておいた方がいいように思います。引っ越してから、その地域や地元と合わずに引き返す方もとても多いのが、田舎移住の現実だと思います。

+埼玉県飯能市で殺害されたご家族のご冥福をお祈り申し上げます。

田舎の冬

今年は例年にない寒波で私の住む高知県にも雪が14cmも積りました。正直なところ、ここに住むまで四国に来たことがほとんどなかった私は、四国の特に高知には雪は降らないと勝手に決めておりました。だって阪神タイガースが毎年冬にキャンプしてるし、絶対に冬でも暖かいと思っていました。

ところが、実際に住んでみてビックリ。高知の冬も本当に寒いです。なんなら関西にいたときよりも寒く感じます。上手く表現できないのですが、都会の寒さよりも体の芯から冷えるような、北風が体を突き抜けるような寒さを感じております。また寒さを感じる理由の一つに、私の住む古民家の造りにも原因があるからなのですが、この築100年の古民家はキッチンが土間(床がコンクリート)、そこら中から隙間風が吹き込む、天井がやたらと高い等など、部屋が寒くて当たり前の条件がそろっているのです。ただ、年間を通して雪は数日しか降らないので、例えば北国のような雪かき作業等をする必要がないのは、本当によかったです。

なので、これから田舎移住を考えておられる方には、ぜひ移住前に候補地に冬行ってみられることをお勧めします。場所によっては夏と冬でまったく違う印象を受けるような地域もあると思いますし、雪が積もるような地域の場合は、それがどの程度で、どんな暮らしになるのかも想定しておかないといけません。私は経験がないのですが、屋根に積もった雪を落としたり、自宅や車庫周りの雪をかく作業は、本当に大変な作業だと思います。正直、都会育ちで雪国より出来れば南の島の方が好きな私には耐えれない生活だと思います。(北国の方すみません。。。)

また移住先で住む家を見つける際にも、冬のこと想定して選ばれる方がよいと思います。これについては、また後日書きたいと思います。

田舎に移住

はじめまして。現在、高知県西部のド田舎に妻と犬と暮らす岡本と申します。

出身は兵庫県、40歳まで普通に神戸の街中で暮らしていたのですが、再婚を機にこの海と山と田んぼしかない田舎に移住して7年になります。

このブログでは田舎暮らしの光と闇を愚痴などを含めながら書いていきたいと思っております。

なぜ都会での生活を捨てて田舎に移住したかといいますと、単純に遊びながら生活がしたかった。趣味であるサーフィンや釣りを楽しみながら暮らしたかったのです。また都会暮らしにさほど未練がなかったのと、私も妻も自営業者だった為、移住を決断するのに、さほど時間はかかりませんでした。ただ、田舎といえど、どこの田舎にするかに関してはかなり悩んだ記憶があります。正直なところ、私も妻も関西出身で田舎という田舎で5日以上、生活したことがなかったので、まずはエリアの絞り込みからしました。関西から車で行けて、もしも何かあったときには、車で関西に戻れる場所。出来れば年間を通して温暖な場所で海の近く。このあたりで、私たちの中では3,4か所に絞れたので、まずは現地に行ってみることから始めました。とりあえず2-3日、過ごしてみて一番フィーリングの合う場所に決めることにしたのです。

今のところ、この移住に関して私たち夫婦は満足しております。もちろん、この7年間は楽しいことだけではありませんでしたが、それでも、とりあえず合格点な移住生活を送っております。なので、これから田舎移住を検討している方なんかに少しでもお役に立てる記事を今後、書いていけたらと思っております。