田舎移住 補助金について

こんにちは四国のド田舎に移住してきて7年目の岡本です。今日は、私達夫婦がこの地に移住した際に受けることが出来た補助金について書いてみたいと思います。私達夫婦が移住先に選んだこの地域は人口が約1万人、そのうちの約半分が65歳以上。実際に住んでいる集落だとほぼ7割ぐらいが70歳以上の高齢者になります。そんな限界集落になるのですが、その為、役場(市役所)が地域活性化の促進活動を非常に熱心に取り組んでおられます。例えば、役場のHP上で空き家や売り物件の紹介をしていたり、お試し移住の提案であったり、仕事を見つけるまでの間格安で住める物件の紹介であったりと、移住希望者にはとてもありがたい活動をされています。

また、私も実際に活用させてもらった補助金制度ですが、移住先で見つけた空き家の補修や改装作業でかかる費用を50万円分補助してもらえました。おそらくこの金額や補助内容については各地域によって異なると思いますが、移住促進を取り組んでおられる役所であれば何らかの補助をして頂けると思いますので、移住したい希望の地域が見つかったら、まずはその地域の役場に問い合わせしてみるといいと思います。

しかしながら、私の場合だと選んだ物件が築100年の古民家、おまけに20年以上誰も住んでいなかったためボロボロの廃屋のようでしたので実際に住めるようにするためには約100万円かかりました。ちなみに私の家の場合は、まず雨漏りがありましたので瓦の張り直しに20万円ぐらいかかったのと、雨漏りしていた部屋の床が朽ちていましたので、その部屋の床を張りなおしをして畳を張り替えたりで、ほぼ50万円かかったように記憶しております。

なので、私の経験からですが、これから移住先の物件を探される方がおられましたら、まずは役場からの補助が受けれるのかどうかの確認、もし住む家の補修費用補助があればその金額、また物件を選ぶ際にも住む状況にするのにいくらぐらい費用がかかるのかも考えながらお家を探せれる方が良いと思います。田舎だけに賃貸料が1万円ぐらいの物件もあるかもしれまん。ただ、安いなりの理由がある場合が多いので注意が必要です。私もそうでしたが、『田舎に住むぞ!』とついついテンションが上がってしまいがちですが、このご時世、日本全国探せばいろんな過疎地があります。なので、私のように焦ってボロ廃屋に決める必要はまったくないと思います。

あと注意点としてですが、田舎では虫や爬虫類系の生き物、場所によってはカニ等、自然が豊かだけに共存するぐらいの勢いで生活空間の中にドシドシ入ってきます。私の場合、特に驚いたのがリビングを沢ガニが歩いていたこと。あとは個人的に蛇が苦手なので、年間2-5回ぐらいの頻度で蛇を見ると心臓が飛び出そうになります。この辺りも踏まえたうえで田舎移住や住む家をお探しになられるといいと思います。田舎にも中心地があると思いますので、いきなり田んぼに囲まれたポツンと一軒家に移住するのではなく、まずは田舎の中心街に移住してワンクッション置いてから、更にポツンと一軒家に移られるのも一つの方法だと思います。

本日は田舎移住、補助金について書いてみました。これから田舎移住を希望されておられる方の参考に少しでもなれば幸いです。では、Good Luck!

投稿者:

岡本龍

40歳を機に田舎に移住した男のブログ。田舎暮らしの光と闇。

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